ニンニク醤油が食欲をそそる長野県名物「山賊焼」

美味だれ焼き鳥「肉い親父の美味だれ めし泥棒」

買ってきた

こんにちはオンラインショップあんずです!
今回は長野県上田市名物の「美味だれ焼き鳥」をご紹介します。

美味だれ焼き鳥とは?

美味だれ焼き鳥(おいだれやきとり)とは、長野県上田市発祥の焼き鳥料理で、すりおろしたニンニクを入れた醤油だれを焼き鳥につけて食べる料理です。(お店によっては、すりおろしたりんごをたれに加える場合もあるそう)

お店では、たれの入ったコップに焼き鳥を浸して食べる方法が一般的とのこと。

肉い親父の美味だれ めし泥棒

そんな美味だれ焼き鳥を食べてみたいと思ったのですが、今はコロナの影響もあり外食は控えるようにしているので、お店以外で美味だれ焼き鳥を食べる方法はないのかと思っていたところ、たまたま立ち寄った土産店「ゆきむら夢工房」さんでこんなものを見つけました。

「肉い親父の美味だれ めし泥棒」

「大豆(で作られた畑の肉)の唐揚げを、上田地域発祥の美味だれで味付けしたお惣菜。本物の肉のような食感に、にんにく醤油ダレの濃い目の味付けでご飯が進みます」

とのこと。

これは面白い! と思い、即購入しました。(価格はちゃんと覚えてはいませんが500円前後だったと思います)

パッケージの裏には美味だれ焼き鳥の名前の由来と歴史が書かれていました。

美味だれ焼き鳥の歴史
 日本が高度経済成長期だった昭和30年代、上田市の産業も大きく発展し、活気にあふれていました。多くの人が家路に着く前の時間を焼き鳥店で過ごすことも、日常的な風景のひとつでした。
 焼き鳥店の数も次第に増えるなか、鳥正の初代店主である宮下正三氏が、焼き鳥の新しい食べ方を考案。焼き鳥にニンニク醤油だれをかけて食べるという方法を、仲間と相談しながら作り上げ、その食べ方はみるみるうちに上田中に広がったといわれています。
 そうやって、いつの間にか定着したこの焼き鳥の食べ方は、五十年以上経った現在も、世代を超えて、変わらず地元の味として多くの人々に楽しまれています。

名前の由来も広まった経緯も、まさにその土地ならではの特産品という感じです。

いざ実食!!

袋から出し、電子レンジでチンしたものがこちらです。見た目は普通に肉に見えますね。温めたことで食欲をそそるニンニクの香りがより一層際立ちます。

さてお味の方はというと…

これは…!? 口に入れた途端、かなり衝撃的な味に襲われました。

……めちゃくちゃ甘い!! 美味だれは甘めのたれだというのは知っていたのですが想像以上の甘さです。砂糖というよりかは、これはフルーツ系の甘さですね。(原材料をみたところ、りんご果汁が使われているようです)

そして噛み応えがすごい! 食感はすごく肉に近いですね。大豆だと言われなければ気づかないんじゃないでしょうか。

最初はちょっと食べ慣れない感じがありましたが、食べ進めていくとどんどんこの独特な味に引き込まれていきます。またニンニクの香りが本当に食欲をそそりますね〜 ご飯を用意しておけばよかったと後悔……

ちなみに長野県松本市には、同じくにんにく醤油だれで味付けされた鶏肉「山賊焼」がありますが、そちらとは全くの別物ですね。上田市の食べ物は甘い味付けが多いので、「美味だれ焼き鳥」その特徴がよく出た料理なのかもしれません。

まとめ

「肉い親父の美味だれ めし泥棒」
甘さにびっくり
 美味しさにもびっくり!! 二度の驚きが楽しめる一品。めし泥棒の名前どおり、ご飯が欲しくなるやみつきの美味しさでした。

今回は「美味だれ焼き鳥」の紹介というよりかは「肉い親父の美味だれ めし泥棒」の紹介になってしまいました(汗)。また本物の美味だれ焼き鳥も食べてみて、ご紹介できればと思います。

今回ご紹介した「肉い親父の美味だれ めし泥棒」はおみやげ処 北村さんのサイト内で購入することができます。美味だれのたれも売っているので、美味だれを料理に使ってみたいという人はたれを買ってみてもいいかもしれません。

美味だれ焼き鳥をお店で食べてみたいという方は、美味だれで委員会さんのサイト内に店舗一覧がありますので、ご参考にどうぞ。(上田市内の飲食店では、美味だれ焼き鳥の他にも美味だれを使ったラーメンやかつ丼、オムライスなどの派生メニューもあるそうです)

興味がわいた方は是非一度、長野県上田市名物「美味だれ」を味わってみてはいかがでしょうか。


執筆/オンラインショップあんず