はなまめ甘納豆
長野県上田市にある「上田 道と川の駅 おとぎの里」にて、紫花豆の甘納豆「はなまめ甘納豆」が売られていたので、どんな味なんだろうと思い、買ってみました!
価格は600円とお手頃価格。上田市で採れた紫花豆を群馬県の丸源・清月堂さんというところで、甘納豆に加工しているそうです。
そもそも紫花豆とは?
紫花豆は、正式名称を「ベニバナインゲン」といい、直径3㎝ほどの大きな豆で、紫と黒のまだら模様が特徴的な豆です。
栽培条件が難しいことで有名で、標高が800m以上の地域でなければ実がつきません。日本国内では北海道や群馬県、長野県の高地などで栽培されています。
ちなみに長野県の紫花豆は他の地域よりも粒が大きく、最上級品とされています。
栄養価が高く熱烈なファンも多い花豆ですが、同時に希少性も高く、栽培している農家さんや、売られている場所も限られているので、長野県内でも花豆料理や花豆を使った加工品はとても珍しく、まだまだ少ないのが現状です。
いざ実食!
味は花豆の甘煮に近い感じです。ほどよい甘みで、昔ながらの甘納豆という感じがします。お茶菓子にぴったりなんじゃないでしょうか。
甘煮と異なるのは「食感」。甘納豆の方がもっちりとしていて、長く口に残る感じです。
花豆は他の豆と比べて大きいので、同じ甘納豆でも、こちらの方がかなり食べ応えがありますね。(甘納豆の長さを測ってみると4cm近くありました)
大きい花豆だからこそのもっちりとした食感と優しい甘さで、とてもおいしかったです!
ご家庭でも簡単に作ることができますし、皆さんも紫花豆の甘納豆を味わってみてはいかがでしょうか。
そのまま食べるのもいですが、パウンドケーキやマフィンなどに入れても美味しくなりそうです。
今後も紫花豆を使ったお菓子や料理を紹介していきますので、どうぞお楽しみに。
執筆/オンラインショップあんず