根曲がり竹とサバ缶の味噌汁「サバタケ」
長野県の郷土料理、根曲がり竹とサバ缶の味噌汁、通称「サバタケ」。
これまで何度か当ブログでも紹介してきましたが、このサバタケ、なんとレトルト商品が出ているということで、今回はその商品をご紹介したいと思います！
レトルトのサバタケ
【商品情報】
商品名：サバタケ
内容量：250g×2袋
価格：1200円（税込）
商品説明：山ノ内町特産の高級食材、根曲がり竹のたけのこを当時、高級だったさば缶とにっぽんの伝統食品、信州みそで仕立てる。海の無い山ノ内町で長年親しまれた初夏の味。昭和生れのC調グルメ。
というわけで今回紹介するのがこちら、山ノ内町総合開発公社さんが販売しているレトルトの「サバタケ」です。
「道の駅 北信州やまのうち」で購入しました。サバタケは長野県北信地方と新潟県上越地方で主に食べられているのですが、その中でも長野県山ノ内町ではサバタケを名物としてPUSHしています。
1箱に2人前入っているので、1人前が600円の計算になります。かなり高い印象を受けますが、原料の根曲がり竹がとても希少な高級食材なので、この価格は妥当ですね。
賞味期限は約2年。サバタケは本来は根曲がり竹が採れる5〜6月頃にしか食べられないのですが、レトルトになったことで年中食べることができますね。
それでは早速食べてみたいと思います。
レトルト食品ということで、調理は5〜6分湯煎するだけ。
器に出しました。サバと味噌のいい香りが広がります。
大きな根曲がり竹とサバがゴロゴロ入っています。これは食べ応えがありそう。
食べてみた感想
……これは素晴らしい！ 文句のつけようのない美味しさです。
自分でサバタケを作ると、どうしても固い根曲がり竹が混ざってしまうのですが、このサバタケの根曲がり竹は固いものがひとつもなく、適度な歯ごたえのある理想的な柔らかさです！
サバも自分で作る時はサバ缶をそのまま使うので、少し脂っぽくなってしまうのですが、このサバタケはうまいこと脂が調整されており、サバは程よく脂が乗っているのに、汁は脂っこくないという絶妙なバランス。
一番驚いたのが味の再現性の高さ！ 実はサバタケのレトルトは、山ノ内町総合開発公社さん以外にも何社か出しており、そちらも食べてみたことがあるのですが……
他のサバタケもたしかに美味しかったのですが、アレンジが効きすぎていたり、味わいが別物だったりで、今回食べたサバタケが一番、普段長野県民が食べているサバタケに近かったです。
一口食べれば納得の味。コレだよコレという感じでした笑。
まとめ
家庭で食べるサバタケの味わいはそのままに、クオリティをアップ！ 伝統の郷土料理を家庭で簡単に味わうことができました！
自分でサバタケを作ろうとすると、熊に襲われるリスクを抱えながら険しい山に根曲がり竹を採りに行くか、朝早くから直売所に並ぶかしないといけないので、家で簡単に食べられるというのは本当に便利ですね。
一度サバタケを食べてみたかったという方に自信を持ってオススメできる商品です。道の駅 北信州やまのうちのほか、ネット通販などでも購入可能ですよ。
興味のある方は是非一度食べてみてはいかがでしょうか。
執筆/オンラインショップあんず
