信州名物「おやき」食べくらべ
おやきの種類は多種多様。地域やお店によって様々な具や皮、製法のおやきがあります。
そこで、いろいろなおやきを紹介するべく、長野市内のおやき専門店のおやきを食べくらべ!
西澤餅屋・いろは堂・小川の庄・門前農館さんやそうの4店舗で、それぞれおやきを3種類ずつ食し、店舗ごとのおやきの特徴・魅力をご紹介いたします。
第4弾「門前農館さんやそう」さん
門前農館さんやそう
〒381-0000 長野県長野市大門町518
TEL.026-235-0330
営業時間10:00〜17:30
無休 (12/31のみ休み)
公式ホームページはこちら
善光寺門前に佇む「門前農館(もんぜんのやかた)さんやそう」農家のお母さん達が長野県の郷土食を提供するお店です。
心をこめて作られた手作りのおやきは、地元の方にはもちろん、県外のお客さんにも愛されています。
門前農館さんやそうさんのおやき
さんやそうさんのおやきは、家庭でもよく作られる蒸したタイプのおやき。農家のお母さんたちが朝早くから仕込みをし、10種類近くのおやきを作っています。
さんやそうさんでは「なす」「辛大根」「ポテト」の3種類を購入しました。価格は3種類とも135円/税抜です。(2019年8月現在)
なす
さんやそうさんのなすのおやきは丸ごとタイプ。輪切りにされた丸なすがギッチリと入っています。一口食べてみると、思っていたよりも甘めの味付け。
甘い味噌が使われているようです。ただ甘いだけでなくなすの味がしっかりと感じられるのがポイント。なすと味噌のバランスがちょうどいい一品でした。
辛大根
さんやそうさんオススメの「辛大根のおやき」、リピーター続出の人気商品だそうです。
輪切りにした大きな大根を柔らかくゆで、その間に辛味噌がはさまれた一品。
食欲をそそるピリ辛の味付けと食べ応え抜群の大きな大根がGOOD! 切り干し大根もいいですが、このタイプの大根もアリだと思わされました。
ポテト
世にも珍しいジャガイモのおやき。ジャガイモとミックスベジタブルを合わせて、ポテトサラダ風にしたものが入っています。
甘味と塩気のバランスが良く、おやつでもランチでもいける一品。
ポテトサラダとえば食パンに挟むイメージの方が強いですが、おやきとも相性抜群でした! オススメです。
総評
他のお店のおやきが、ちょっと特別感があったのに対して、さんやそうさんのおやきは家庭的でとても身近な印象でした。
自分の家でも季節を問わずよくおやきを作って食べるのですが、さんやそうさんのおやきが家で食べるおやきに一番近かったです。
まさに家庭の味、おふくろの味といった感じで、どこか温かみのある飽きのこない味わい。他より価格が安いのもポイントですね。
また、おやきを買いに訪れた際、「暑い中ご苦労様です。冷たい水でも飲んでいってください」と声をかけてくださったのがとても嬉しかったです。
おやきの美味しさに加え、人の温かさもさんやそうさんの魅力かもしれません。
皆様も善光寺に観光に来られる機会等ありましたら是非、「門前農館さんやそう」さんを訪れてみてはいかがでしょうか?
公式ホームページにてお取り寄せも可能です。
執筆/オンラインショップあんず