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長芋を使って早そば&お好み焼きを作る!

作ってみた

長芋を使って美味しい料理を作りたい!

先日いたずら注文(存在しない住所に代引きで送られる)にあってしまい、お客さんに送ったハズの長芋5kgがお届け先不明で手元に帰ってきてしまいました……

せっかくの信州飯綱高原産の新鮮な長芋をこのまま腐らせるのはもったいない! ということで長芋を使っていろいろと料理を作ってみることに。

長芋で早そばとお好み焼きを作る

長芋でお好み焼きを作ると結構美味しいという話を聞いたのでお好み焼きを作ります! さらに、1品だけじゃ物足りないので長芋で早そばも作ってみることに。

早そば 長野県の北信地域、栄村秋山郷と山ノ内町須賀川に伝わる、ゆでた千切り大根に水溶きそば粉をからめた郷土食。そばがき(そば粉に湯を加え加熱し、手早く混ぜて餅状にした食べ物)の一種です。

調理開始!

今回も特にレシピなどはないので、行き当たりばったりで作っていきます。

材料は信州飯綱高原産の長芋とそば粉、卵ときざみねぎと小えびを用意。

味付けとして、そばつゆとかつお節とマヨネーズとお好みソース、写真には写っていませんが早そば用に七味唐辛子も用意しました。

早速作っていきます!

お好み焼き、早そば共にまずは生地作りから。長芋を水でよく洗います。

すりおろしやすい大きさに切り分けて皮をむきます。皮をむいた後の長芋はキッチンペーパーなどで拭いてぬめりを取っておくと、すりおろす時にすべりにくくなるのでオススメです。

長芋をすりおろしてとろろ状にします。フードプロセッサーを使えばより簡単にすりおろすことができるのでお持ちの方にはオススメです。すりおろしている最中に手が痒くならないのも利点。

すりおろした長芋にきざみねぎを加え、

卵も入れます。

ムラにならないようによくかき混ぜます。

入れ忘れていた桜えびを追加して再び混ぜます。

出来上がった生地をお好み焼き用と早そば用にふたつに分けます。

早そば用の生地にそば粉を投入して混ぜます。

これで生地は完成です。そば粉を加えた分、早そば用の生地のほうが少し白いですね。

長芋のお好み焼き

先にお好み焼きから作っていきます。

先ほど作った生地をフライパンに流し込みます。1回目は生地を流しすぎて、うまく固まりませんでした。生地の量はこのぐらいでいいと思います。(写真は2回目)

両面に程よく焼き色がつくまで焼きあげます。

お皿に移し、マヨネーズとソースをかけ、かつお節ときざみねぎを散らせば完成です!

厚めの生地だと、うまいこと固まらなかったので、ちょっと薄くなってしまいましたが見た目は完全にお好み焼き!

いざ実食!!

……おぉ! 味も完全にお好み焼きです! これは普通に美味しいですね。

唯一、普通のお好み焼きと異なるのが「生地の食感」。長芋のお好み焼き、生地がフワッフワです!

歯でかむ瞬間、ほとんど抵抗を感じません。とにかく柔らかい! パンケーキなんかよりももっと柔らかいんじゃないでしょうか? これはこれですごくアリです。

長芋のお好み焼き、柔らかくて面白い食感でとても食べやすいので、小さいお子さんにもオススメです!

長芋の早そば

続いて早そば作り!

先ほどの生地をお好み焼きと同じようにフライパンに流し込みます。

焼き上げるのではなく火を通すイメージで数分、生地をフライパンの上で転がします。

そして十分に火を通したものがこちらになります。……見た目は良くないですね。

温めたそばつゆを上からかけ、かつお節ときざみねぎ、七味唐辛子を散らせば完成です!

きざみねぎを上からかけたことでかなり見た目も良くなりました。こちらは完全な創作料理となってしまいましたが、肝心のお味の方はどうなんでしょうか?

いざ実食!!

こちらもなかなかイケます! 食感はかなり早そばに近づけることができました。これはかなりの再現度なんじゃないでしょうか。

肝心の味ですが、味もまぁまぁ近いです。というか生地自体にはそんなに味は付いていないので、ほとんどそばつゆの味なんですけどね。ほのかに香るそばの風味と桜えびの控えめな甘さが個人的にはGoodでした。

そして実食中、七味よりもわさびの方が合うんじゃないかと思い、わさびをつけて食べてみたら相性抜群!とても美味しかったです。

長芋の早そば、ちょっと変わった見た目・味でヘルシーな一品。一風変わった長芋料理を食べてみたい方にオススメです!

まとめ

今回は余った長芋でお好み焼きと早そばを作ってみましたがどちらも大成功!いつも食べてる長芋とは一味違った感じでとても美味しかったです。

何より長芋に火を通しているので、食べても口がかゆくならない! 意外と長芋のかゆくなる感じが苦手だという人も多いようなのでそんな方にもオススメの食べ方です。

皆さまも是非機会がありましたら作ってみてはいかがでしょうか。


執筆/オンラインショップあんず