こんにちはオンラインショップあんずです!
今回は花豆の煮汁を使った寒天ゼリーをご紹介いたします。
花豆寒天ゼリー
煮汁を有効活用しよう!
↑紫花豆の甘煮を作る際に出る”煮汁”。
花豆のほのかな風味と砂糖の甘さが詰まった美味しい煮汁なのですが、美味しいからといってそのまま飲むわけにもいかず、毎回流しに捨てていました……。
もったいない!!!
ということで、煮汁を何かに使えないかと調べていたところ、煮汁を使った寒天ゼリーなるものがあるということでやってみることに。
作ってみる
というわけで早速調理開始!
まずは普通に花豆の甘煮を作っていきます。
ちなみに花豆はS〜Mサイズの比較的小ぶりのものを用意しました。大きさも花豆の魅力のひとつではあるのですが、寒天ゼリーの中に花豆を入れたいので、小さい豆の方がいいかなと。
花豆は他の豆類に比べて特にアクが強いです。しっかりとアクを取らないと豆はもちろん、煮汁にもえぐみが残ってしまうのでゆでこぼしは最低3回は行いましょう。
アク取りが終わったら砂糖を加えて甘煮を作っていきます。人によっては醤油を少量入れる場合もあるそうです。味はお好みで調整しましょう。
煮汁の量も作りたい寒天の量によって調節しましょう。いつもよりも少し多めに煮汁を残すことを意識します。
これで花豆の甘煮が完成しました。
そしてこの余った煮汁!
いつもなら捨ててしまうこの煮汁を使って花豆寒天ゼリーを作っていきます。
この煮汁の味がそのまま寒天の味になります。味が薄すぎる場合は砂糖を足し、濃すぎる場合は水を足しましょう。
寒天ゼリーはかんてんぱぱさんの「かんてんクック」で超簡単に作ることができます。
煮汁にかんてんクックを入れたら、かき混ぜながら煮溶かします。その後、1〜2分ほど沸騰させればOK。これはもう普段から寒天を使う人であればおなじみの手順ですね。
ちょうどいい大きさの器を用意し、花豆を入れます。花豆は一粒一粒が大きいので二、三粒も入れれば十分です。
煮汁を流し込みます。
今回は4人分作ることができました。
冷蔵庫で冷やし、お皿に出せば完成です!
思っていたよりも綺麗にできました。見た目はゼリーというよりかは水ようかんみたいな感じですね。
見た目はいいですが、それよりも大事なのは味! 早速食べてみます。
食べてみた感想
おぉ〜ツルツルでプルプル!
しっかりとした甘さがありながらも、あっさりとしていてとても美味しいです!
花豆は小さくてもインパクト抜群ですね〜。花豆が入っていることで、寒天なのに食べ応えがあり、かなり満足感があります。
今まで煮汁を捨てていたのが本当にもったいない! 今後甘煮を作る時は必ず寒天ゼリーも作ろうと思いました。
カップではなくグラスに入れた方は、花豆を入れずに煮汁オンリーで作ってみました。こちらも普通に美味しかったです。
花豆が入っていなくても花豆の風味は十分に感じることができたので、入れるかどうかはお好みでどうぞ。
第二弾
かんてんクックがまだ余っており、せっかくなので花豆寒天ゼリーのバリエーションをいくつか作ってみました。そもそも煮汁を使ってないものもありますが……参考までにどうぞ。
普通の寒天ゼリーin花豆
水に砂糖を少しだけ入れたベーシックな寒天ゼリーに花豆の甘煮を入れてみました。
煮汁で作った寒天ゼリーよりも甘さはかなり控えめですが、逆に花豆の甘さが際立って美味しかったです。
花豆の甘煮を純粋に味わいたいのであればこちらの方がいいかもしれません。
コーヒー花豆
↑前に紹介したコーヒー味の花豆の甘煮の煮汁を使って寒天ゼリーを作ってみました。
甘さの後にコーヒーの苦味がほのかに広がる大人の味です。
というかコレ……まんまコーヒーゼリーですね笑。クリームを垂らしてみてもいいかもしれません。
牛乳寒天inコーヒー花豆
定番の牛乳寒天にコーヒー花豆を入れてみました。
花豆の汁が牛乳寒天に染み出してしまい、見た目がよろしくないことに……。花豆の汁をキッチンペーパーなどで拭き取っておけばもっと綺麗にできたかもしれません。
見た目はアレですが、味はすごく良かったです! やっぱりコーヒーと牛乳は合いますね。
第三弾
まだまだかんてんクックが余っているので、さらにいろいろと試してみました。
コーヒーミルク
第二弾で作ったコーヒー花豆の寒天ゼリーにコーヒー用のミルクを入れてみました。
なんか食感は寒天ゼリーよりも羊羹みたいな感じに。
味はミルクを入れることでマイルドになりましたが、コーヒー感は減ってしまいました。これは実際のコーヒーと同じく、好みの問題ですね。
レモン寒天in花豆
普通の寒天ゼリーにレモン汁を加えてみました。
酸っぱい寒天と甘い花豆の味の違いが食べていて面白かったです。はちみつも入れてはちみつレモンにしてもいいかもしれません。
これは花豆の配置にもこだわってみました。透明感のある寒天の中だと花豆が映えていいですね。こだわりたい人は見た目にもこだわってみてはどうでしょう。
煎り酒
冷蔵庫に残っていた煎り酒(ポン酢みたいなもの)で寒天ゼリーを作ってみました。
見た目は一番いいですね。まんまゼリーみたいです。
今回作った中では唯一しょっぱい系の味でしたが、甘煮との相性は悪くなく、普通に美味しかったです。
そば寒天
記事の趣旨とはちょっと異なりますが……寒天とそば粉でそば寒天を作ってみました。もう煮汁も甘煮も関係ありません笑。
食感はそば豆腐みたいな感じです。味は何もないのでそばつゆをかけて食べました。うん、普通に美味しい。
甘い味付けにしてそば団子にしてみたり、そばの実を入れてみたり、いろいろバリエーションが試せそうです。
これでやっとかんてんクック使い終わりました! 使った寒天の量は全部でたったの16g。うーん、寒天ってすごい!
まとめ
「花豆寒天」
甘煮と一緒にもう一品! 簡単に作れてとっても美味しい、一石二鳥のお手軽料理でした。
余った煮汁と粉寒天だけでできるのでとっても簡単! 皆様も是非一度、お試しあれ!
執筆/オンラインショップあんず