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冬季限定の味覚「すんきそば」を食べに木曽地域へ

食べてきた

すんきそばって何?

木曽地域の冬の味覚「すんき漬け」。木曽カブと呼ばれる赤カブの葉を、食塩を使わずに乳酸発酵させたもので、独特の酸味を持つ漬物として知られています。

<すんき漬け>

このすんき漬けを、かけそばにどーんと乗せたそばが、「すんきそば」です。

ネットで検索して出てくる画像だけみると、以前当ブログの「作ってみた」で紹介した野沢菜漬そばの「そのまま乗せてみた」バージョンと同じような見た目ですが、実際のところどうなのでしょうか?

<すんきそばと似ている? 野沢菜漬そば>

木曽へ

というわけで木曽へ向かいます。同じ県内といっても、広〜い長野県のこと、当社のある長野市から木曽まで、高速道路経由でも2時間以上かかります。長野インターから、更埴ジャンクションで中央道方面へ。塩尻インターで降りて、国道19号を名古屋方面へ向かい、木曽地域へ。

くるまや国道店
〒397-0003
長野県木曽郡木曽町新開福4950

結果としてたどり着いたのは、木曽町の「くるまや国道店」。この地域の有名店です。
早速、すんきそばを注文したのでした。

すんきそばを実食

そして、運ばれてきたのがこれ(写真)。
野沢菜(浅漬)を乗せたかけそばとの見た目の違いは、色ですね。
すんきそばのほうが見た目が茶色い感じです。
では、実際に食べてみましょう。

結論から言うと、野沢菜を乗せたかけそばとは、まったくの別物でした。

すんき漬けの酸味がだし汁と混じって独特な味わいを醸し出し、そこに漬け菜のシャキシャキとした歯ざわり、コシのあるそばの食感が絡んできます。

かけそばとすんき漬け(とネギと鰹節)という単純な組み合わせなのに、とても複雑な旨味を醸し出しています。これ、絶対にハマるとヤミツキになるやつです。すんき漬けには一切塩気がなく、ヨーグルトにも例えられる酸味が効いているのがよいのかもしれません・・・。

そして、
また来よう、と思うのでした。

↑以前紹介したすんき商品の記事はこちら


執筆/オンラインショップあんず