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信州そば

乾しそばの発祥の地は長野市だった!

投稿日:2019年12月27日 更新日:

長野県信州そば協同組合のパンフレットやHPには、次のような記述があります。

乾しそば(乾麺)は、今から百数十年前の明治時代に長野市で誕生した。大和屋本店、塩入三代吉氏によって創作された「生そば」の乾燥製品です。大正4年(1915年)12月宮内省から塩入三代吉氏への賞状には「干蕎麦」 壱箱 右 御即位奉祝の為献納の段 御満足に思し召され候事」と記されています。
手打ちそばを初めて試みた人は、そば粉と小麦粉が半々の割合でも、「そば」にならないことを経験した方も多々あると思うが、そういう生そばを単に乾燥させれば、バラバラにほぐれた品物になろうことは、安易に理解できます。
当時、九州方面で使用されていた製麺機を利用して、常識破りの製品創作に挑んだ塩入氏の知的開発努力と成果が今改めて見直されています。大和屋を真似て乾しそば製造に乗り出した長野市周辺の後発業者に対して、二代目塩入正三郎氏は製造技術を惜しみなく伝授していきました。

現在の信州そば協同組合には「大和屋本店」という会社は見当たりません。
そこで、詳細について聞くべく、長野県信州そば協同組合を訪ね、事務の方に質問をしてみました。

…が、記載された内容以上のことはわからない、ということでした。残念。

 
 
 
 

その後少しわかったこと
その後の調べで、大和屋本店は、長野市中越にあったということがわかりました。大和屋本店自体は、後継の問題等もあり、残念ながら営業を継続することができなかったようです。


(写真・長野市中越)

けれど、塩入氏のまいたタネは、その後も長野県内で育ちつづけ、乾しそばの生産額では、長野県が圧倒的なシェアを持つに至っています。

また、1951年の第1回以来、乾しそばを中心とした品評会が開催され(今年で62回)、乾しそば製造各社が技術を競い、品質面も大きく向上しています。

ちなみに「信州そば」として販売されている麺は、そば粉の比率が4割以上のものに限定されています。

 
 
 
 

ところで、乾しそばをおいしく食べるコツとは?
品質面が大いに向上した乾麺ですが、おいしく食べるために一番重要なことは、麺の袋などに記載されている茹で方を忠実に守ること。茹で時間や蒸らしの時間などは、麺の特性に合わせて決められていますので、できるだけ説明通りにするのが望ましいのです。

父の日におそばの贈り物はいかがですか?

乾しそばは賞味期限が1年と長く、保存食や非常食にもなる優れもの。しかも、きちんとつくれば、お店とさほど違わないおいしさで食することができます。

発明者の塩入氏に感謝しつつ、乾しそばを大いに活用しましょう!

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