こんにちはオンラインショップあんずです!
今回は長野県内で栽培されている豆(花豆・鞍掛豆)を使ったパンをご紹介いたします。
高原のパンやさん
先日、長野県小海町でたまたま立ち寄ったパンやさん「高原のパンやさん」で、パンの具材としてはちょっと珍しい豆を使ったパンがあり、食べてみたら美味しかったのでご紹介。
高原のパンやさん
〒384-1103
長野県南佐久郡小海町大字豊里2098-1
地酒あんぱん花豆
まずは紫花豆を使ったパンから。
紫花豆とは? 紫花豆は正式名称を「ベニバナインゲン」といいます。直径3㎝ほどの大きな豆で、紫と黒のまだら模様が特徴です。
地酒あんぱん花豆
195円(税込)
あんパンの上に大きな紫花豆がまるごと一粒乗っています。
この見た目のインパクトは粒の大きい紫花豆ならではですね。売り場で思わず足を止めてしまいそうな存在感があります。
割ってみると中にもう一粒花豆が入っていました。ちなみに餡はこしあんです。
地酒あんぱんということで、生地には吟醸酒の酒粕が練り込まれています。
食べてみた感想
ふんわりとした生地と、塩気の効いたなめらかなこしあん。あんぱんとしてかなり完成度が高いです。
そして花豆のさすがの存在感。しっかりと食感を残しつつ、程よい柔らかさに煮てあり、あんぱんにもよく馴染んでいます。
花豆がある分、普通のあんぱんよりも特別感があっていいですね。お茶請けにも良さそうな、ちょっと高級感のあるあんぱんでした。
鞍掛豆の塩ぱん
お次は鞍掛豆を使ったパン。ちなみに鞍掛豆は高原のパンやさんがお店を構える長野県小海町の特産品です。
鞍掛豆とは? 青大豆の一種で、種皮の模様が馬に鞍をかけたような模様に見えるため、鞍掛豆と呼ばれています。また、海苔のような風味から「海苔豆(のりまめ)」と呼ばれることも。
鞍掛豆の塩ぱん
195円(税込)
生地の表面にはチーズが。とても香ばしい香りがします。
鞍掛豆はパンの中に散りばめられています。
食べてみた感想
こちらも美味ですね。花豆あんぱんは菓子パンという感じでしたが、こちらは惣菜パン寄りです。
パン全体の塩気がちょうどよく、チーズもしつこくなくてGOOD。口に入れる瞬間にチーズの香ばしい香りが広がり、その後で鞍掛豆の海苔のような風味がやって来ます。ミスマッチかと思いきや、チーズと鞍掛豆が意外に好相性です。
鞍掛豆は豆の中でも特に味と風味が濃いので、パンによく合いますね。鞍掛豆が味でも食感でもいいアクセントになっていて、最後まで飽きることなく美味しくいただけました。
まとめ
「地酒あんぱん花豆&鞍掛豆の塩ぱん」
どちらも豆の特徴がよく活かされたとても美味しいパンでした。
花豆と鞍掛豆は当店でも扱っており、日々いろんな食べ方を模索しているのですが、パンというのは盲点でした。意外な組み合わせの美味しさを知れてよかったです。
自宅でホームベーカリーを持っている方は、自分で作ってみるのも面白いかもしれませんね。
このブログでは長野県に関係することを扱うので、今回は長野県にゆかりのある豆のパンを紹介しましたが、高原のパン屋さんにはもっと素敵なパンが沢山あります。
こだわり&アイデアに富んだパンが店内所狭しと並んでいるので、近くまで行った際はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
執筆/オンラインショップあんず