ニンニク醤油が食欲をそそる長野県名物「山賊焼」

カレーなのに酸っぱい!? 酸味が決め手の「すんきカレー」

買ってきた

こんにちはオンラインショップあんずです!
今回は長野県木曽地方の名物「すんき」を使ったレトルトカレーをご紹介いたします。

すんきカレー

↑前回、長野県栄村のトマトジュースを使ったカレーを食し、長野県内のご当地カレーに興味が湧いたので、またご当地レトルトカレーを買ってきました。

というわけで今回紹介するのがこちら、「すんきカレー」です。

買った場所は道の駅「木曽川源流の里きそむら」。価格は税込540円です。

道の駅「木曽川源流の里きそむら」
〒399-6201
長野県木曽郡木祖村薮原163-1

すんきとは?

赤かぶの葉や茎などを塩を使わずに乳酸発酵させた漬物で、「すんき漬け」とも呼ばれています。独特な酸味と風味が特徴で、味わいはプレーンヨーグルトに似ています。木曽地方で300年以上前から作られている伝統食です。

すんきを使った料理としては、すんきそばすんきピザなどがあるみたいですが、すんき×カレーはちょっと想像がつかないので楽しみです。

作ってみる

というわけで早速作って食べてみます。レトルトカレーなので調理は簡単ですね。沸騰させたお湯で4〜5分温めるだけです。

具はすんきと豚肉。ルーの見た目はこんな感じで思ったより普通です。が、香りがすごいです。なんかカレーの香りに混じって、ツ〜ンとした酸っぱい香りがします。

これはまさにすんきの香り!

明らかに普通のカレーとは違う香りに、期待と不安がふくらみます。すんきカレー、一体どんなお味なのか……。

食べてみた感想

酸っぱ!!!

口に入れた瞬間、強烈な酸味が広がります。前回食べたトマジューカレーもそこそこ酸味がありましたが、すんきカレーはそれ以上にガツンとした酸味があります。

これ……すごいですね。ここ最近食べたものの中で一番びっくりしたかもしれません。

レトルトカレーってよく特産品とのコラボに使われがちで、そのほとんどが普通のカレーにただ特産品を具として入れただけ。というものが多い中、このすんきカレーは特産品を活かした料理として大成功なのではないでしょうか。

こんなに特産品の特徴を前面に出したコラボ料理はなかなかないです。

酸っぱいと言っても、嫌な酸っぱさじゃないんですよね。すんき独自のまろやかでコクのある酸味です。普通のカレーにただ酢を入れてもこうはならないですね。

酸味ばかり着目してしまいましたが、カレーとしては最初のビックリを乗り越えれば、後はただただ美味しいです。

ベースのカレールーは結構辛めですが、すんきの酸味を殺さずにうまく調和しています。具のすんき自体はシャキシャキとはしていませんが、ほどよく食感も残っており、もうひとつの具の豚肉も、とても柔らかくて美味しいです。

改めてすんきのポテンシャルの高さに驚かされました。

↑以前紹介したすんき商品「すんきパイ」の記事はこちら

まとめ

「すんきカレー」
これはもはやカレーではない、スッペーだ。カレーではなく全く新しい料理と言って差し支えない。そんな驚きと美味しさに満ちた一品でした。

今回紹介した「すんきカレー」は道の駅「木曽川源流の里きそむら」のほか、木曽の特産品販売サイト「木曽ショップ」さんでも購入することができます。興味のある方は是非。

すんきを使ったレトルト食品としては、すんきカレー以外にも豚丼にすんきを入れた「すんきとん丼」という商品もあるそうなので、また食べて紹介したいと思います。

今後も県内のご当地レトルトカレーを定期的に紹介していくのでお楽しみに!


執筆/オンラインショップあんず