ニンニク醤油が食欲をそそる長野県名物「山賊焼」

納豆が練りこまれたうどん!?「おざんざ」

買ってきた

こんにちはオンラインショップあんずです!
今回は長野県に伝わる幻のうどんをご紹介いたします。

長野県に伝わる幻のうどん

納豆inうどん!?

先日、お客さんと電話で話している時にこんな話をお聞きしました。

おざんざという、うどんを知っていますか? 納豆が練りこまれたうどんなんですけど……」

納豆が練りこまれたうどん? なんだそれ!?

↑納豆をうどんにかけた「ぶっかけうどん」、うどんを納豆が入ったつゆにつけて食べる「ひっぱりうどん」などは聞いたことがありますが、納豆が練りこまれたうどんというのは初めて。一体どんなうどんなのか……?

とりあえず、その「おざんざ」を買ってきて食べてみることにしました。

おざんざ

【商品情報】
商品名:安曇野うどん おざんざ
内容量:180g(2人前)
価格:480円(税込)
商品説明:安曇野の自然にはぐくまれた”おもてなしうどん” 納豆を練りこんで作られたうどんはつるつるした食感。食塩を使っていないので、えぐみが無くほんのり甘い味わい。健康を気づかう方や、赤ちゃんの離乳食にもおすすめです。

というわけで梓川サービスエリア(上り線)で買ってきました。これが「おざんざ」です。

原材料名には小麦粉に続いて納豆粉末の文字が。やはり納豆が練りこまれているみたいです。

商品説明を見る限り、麺に納豆が練りこまれていることと、食塩を一切使っていないことが他のうどんとの違いみたいですね。

麺はこんな感じで、思っていたよりもかなり細麺です。納豆粉末の影響なのか、色が少し茶色っぽく、麺の細さも相まってそばのような見た目ですね。

匂ってみたところ、ほのかに納豆の香りがしました。香ばしい感じの香りで、けして嫌な香りではないですね。

そもそも「おざんざ」とは? 調べてみたところ「おざんざ」とは、長野県の方言で”麺類”を意味するらしいです。納豆を使った名物を作ろうという思いから長野県の大町市で誕生したおざんざですが、製造元が経営難に陥り、おざんざも消滅。そのため幻のうどんと呼ばれるようになりました。が、数年前に県内の企業や大学などが協力して、おざんざを再現。それがこちらの商品というわけです。

作ってみる

というわけで早速作って食べてみることに。ゆで時間はかけそばは7分、ざるそばは8分とのこと。今回はざるそばでいただくので8分間ゆでました。

ゆでている間、納豆の香りがすごかったです。ゆで始めると急に濃くなりました。たまたま来ていたお客さんに「なんか変な匂いしませんか?」と聞かれる始末(汗)

ゆであがりはこんな感じです。色が薄まり、普通のうどんの色に近づきました。それでもまだ普通のうどんよりは黄みがかっている感じがしますね。

食べてみた感想

おそるおそる食べてみたところ……

ん??? 後味で納豆の香りがほんの少しするかな……? っていう程度で、そこまで納豆感はないですね。普通のうどんとして出されても違和感なく食べられそう。

特徴を感じたのは香りよりも、味と食感。つゆをつけずに麺だけで食べてみるとよく分かるのですが、麺がほんのりと甘いです。食塩不使用なので小麦粉の甘さが際立つのでしょうか?

納豆粉末が練りこまれているおかげなのか、麺の表面はツルツル、それでいて食感はモチモチとしており、喉越しと食べ応えがしっかりとありました。

納豆が練りこまれたうどんということで、どんな色物うどんなんだろうかと身構えていましたが、食べてみたら、普通に高品質で美味しいうどんでした。

まとめ

「おざんざ」
復活した幻のうどんはとても美味しいツルツルうどん! 食塩不使用で体にも嬉しい一品でした。

なんかもう納豆とか関係なく普通に美味しかったです笑。純粋にうどんとしての出来が良いので、万人にオススメできる一品ですね。思っていたより納豆感も少なめなので、納豆嫌いの人にも勧められそうです。

「おざんざ」は、県内の一部のサービスエリアの他、通販などでも購入可能です。ご興味のある方は是非一度、食べてみてはいかがでしょうか。


執筆/オンラインショップあんず